中国のエステって?~中国ではエステがとっても身近なものです

中国では日本よりもさらにエステに通うのが身近なものになっているようです。

しかしその分、エステサロンのレベルもまちまちです。富裕層向けから超一般庶民向けまであり、もちろん価格も大幅に違います。

ここでは日本人にとってはちょっと驚きの面もある中国のエステについて紹介します。

◆中国でのエステの流行の始まりは…?

エステティシャン

きれいになりたい、との願いは万国共通。

日本では健康と美容に関心が集まるにつれ、美容院から始まる流れの中でエステサロンが徐々に浸透していったように感じます。

しかし、中国でのエステの流行の始まりはちょっと違うように思えるのです。

ご存知の通り中国では東洋医学が深く浸透しています。そのため、中国では整体やマッサージのお店、お灸や薬湯を使った足湯専門のお店が非常にたくさんあります。

こうしたお店は普通低価格で施術を受けられるので、みんなとても気軽にちょっと寄っていく、というのが日常の光景です。日本人がコンビニでケーキを買うぐらいの気軽さ、といったところでしょうか。

中国でのエステサロンはこれらのお店の流れを受けていると言って良いでしょう。

もちろん、これらのお店より価格は高いですが、街の人たちの感覚は、整体に通うのと同じようなところがあります。

◆中国の高級エステでは…

高級なサロンでは、日本か韓国のものが良く使われています。もしくは中国の強みである薬草が使われます。エステティシャンも専門の教育を何年も受けてきた人たちなので、気持ちの良いサービスが受けられると思います。

でも日本人からすると面白いのが施術後です。

特に顔のエステを受けた場合、「せっかく肌に良いものを着けたんだから、なるべくそのままでいよう」との考えのもと、顔にクリームがまんべんなく行き渡った状態で帰るのです。

もちろん顔には眉毛もなくテカテカです。こういうところが自由で人の目を気にしない中国人ならではなんだと思います。

◆中国の庶民的なエステの「専門家」

そしてもっと庶民向けのエステは、いろいろな部分で家庭的です。

クリニック

施術者も、最初の三週間研修を受けただけという人が多くいます。私たちからすると素人に思えてしまいますが、中国人の多くが自分では何のスキンケアもしたことがないので、彼らからすると三週間研修を受けた人は専門家になるわけです。

もちろん価格は低めの設定で顔だけなら1ヶ月400元(6000円)ぐらいの所もあります。

でも月収が2000元(30000円)という若い女性が毎月通うには安い金額ではありません。それでもこうしたエステサロンが繁盛している背景には、今の中国人の美意識の高さが関係しているといえるでしょう。

日本人の多くは毎日の疲れをお風呂で癒します。ゆったりと浸かると本当に気持ちの良いものです。

でも中国には基本的に湯船につかる習慣がなく、シャワータイムは体を清潔にする場であってリラックスの場ではありません。こうした背景もあって、エステでゆったりくつろぎたい人が多いのかもしれません。